当院開業前に総合病院にて脳神経外科医として勤務しておりました。そのため現在も内科の他に脳神経外科を標榜しておりますがクリニックでは手術をすることはできません。しかしこれまでの経験を生かし”脳神経外科的な”以下の疾患にも対処しております。
オープンタイプMRIで、頭部ほか頸椎、腰椎病変にも対応しています。当日実施を心がけていますが、病状や混雑具合により後日に予約とすることはあります。ペースメーカーを挿入されている方や、20~30分程度の静止ができない時は不可となります(小児や花粉症でくしゃみ、風邪で咳がひどい時等も)。
問診・病歴聴取が主で診断の根拠となるので詳しくお話を訊くことになります。頭部MRI検査はあくまで補助診断であり二次性頭痛の否定のために行っています。
物忘れを自覚あるいは家庭内・職場等で指摘された時などは御家族同伴での受診をお願いしています。認知面の低下をきたす脳病変がないか頭部MRIも施行しています。
これにより水頭症、慢性硬膜下血腫および脳腫瘍などが認知症の原因と考えられる場合は、脳外科手術により症状の改善が期待できることもあり総合病院の脳神経外科へ紹介しています。
また極端な脳萎縮や70歳代前半位で認知症の進行が速い人は、総合病院の認知症疾患センターへ紹介し診断・治療をお願いすることもあります。その他、質問用紙によるHDS-R検査や採血による原因検索も必要時に行っております。
手足が急に動きにくくなった・シビレが出た・ろれつが回りにくくなった等は脳卒中発作が疑われ、MRI検査等を行い迅速な診断を心掛けています。脳卒中と確認された場合は通常、総合病院へ救急紹介受診をしていただくことにしております。 下肢の麻痺が強く歩けない、会話ができない等の時は重症であり、来院された時点で(または電話をいただいた時点で)病院救急受診をお勧めすることもあります。また脳卒中での病院退院後や通院終了後の慢性期となった時は逆紹介していただき当院での通院・内服処方などで経過観察させていただきます。
軽微な外傷や創処置には局所麻酔・消毒・縫合で対処可です(後日抜糸)。創が大きい時、顔の傷で癒痕が危惧される場合は病院救急外来へ紹介・依頼することはあります。御自身で独歩来院可が原則ですが、めまいや嘔気を伴う場合も病院救急へ紹介しています。
眼の周辺・瞼のピクつく振るえの眼瞼けいれん、さらに口元におよぶ顔面けいれんについても対処しています。問診、MRI等で原因検索し、片側の場合は手術適応も考慮、ボトックス注射を行うことも可能です。
既に診断がついていて経過観察や処方継続の方はそのまま当院で通院・処方をしています。初診や症状・経過からそれらの疑いや未診断の場合は、それぞれ専門病院や総合病院の脳神経内科に紹介し診断を依頼しています。また発作コントロール困難、病状悪化時などは再度病院紹介とし、処方増量・変更など指示をいただいております。
脳卒中後遺症や廃用症候群、悪性腫瘍の進行・末期などで通院が困難になった場合に、訪問看護も介入してもらい在宅での訪問診療を行っております。ケアマネジャー等とも連絡の上相談していただければ対応いたします(通常往診は水曜日または平日14:00~15:00に行います)。